大声の出し過ぎで、のどが痛い
地下アイドルのライブに行き、ライブ中に大声を出して盛り上がるファン。
みんな楽しそうです。
そんなアイドルファンの中で、あることに悩ませるている人が少なからずいます。
それはのどの痛みです。
のどの痛みに悩まされた過去
わたしものどの痛みのはさんざん苦しめられました。
ライブ中に大声を出すことで、のどに炎症を起こしてしまうのです。
土日にライブではしゃぎまくっていた時期、毎週月曜日は声が枯れているのが当たり前でした。
仕事先では「いつも風邪引いてるな」とよく言われたものです。
のどの痛みで咳き込むことも日常茶飯事。
耳鼻咽頭科に通って治療を受けた時期もありました。
喉の痛みにどうしたらいいか調べまくる
そんなわたしは、のどを痛めないためにはどうしたらいいのか?
痛めたのどのケアはどうしたらいいのか?
のどに負担をかけずに声を出すにはどうしたらいいのか?
いろいろなことを調べて、実際にその方法を取り入れてきました。
その中に、実際役に立った方法があります。
今でも日常的に続けている方法があります。
今回は、その方法の中からひとつ紹介します。
のどの負担を減らす方法として、今回は腹式呼吸を紹介します。
日本人と外国人の声の大きさ
わたしたち日本人は声が小さいです。
誰と比べているかというと外国人です。
電車の中や街中などで外国人の声は、なんでそんなに大きな声で話しをするんだろう、と思うくらいよく響いています。
なぜ日本人と比べて、外国人の声は大きく響くのか?
胸式呼吸と腹式呼吸の違い
それは胸式呼吸と腹式呼吸の違いのためです。
多くの日本人は胸式呼吸をしています。
多くの外国人は腹式呼吸をしています。
単純な話し、腹式呼吸の方が大きな声がでます。
胸式呼吸は胸に空気を入れて出す方法。
この方法だと声が「のどだけ」にしか響かないため、細めで高い声になります。
腹式呼吸はお腹に空気を入れて出す方法。
この方法では声が「胸全体」に響くため、声が大きく、低く響いてきます。
そのため、普段話す声でも複式呼吸を使う外国人の方が声が大きく響いてくるのです。
腹式呼吸の方が大声が出やすい
同じ大声を出すにしても、元の基本的な声量がの違うため、体の負担も全然違います。
腹式呼吸はあまり無理をしなくても大きな声が出せます。
胸式呼吸の場合、必要以上に力を入れないと大きく響く声が出せません。
そうすると当然のようにのどに負担が来て、炎症を起こしてしまいます。
のどを守るためには腹式呼吸
今、わたしはライブ中、腹式呼吸を使っています。
いろいろと他の方法もやっているので、腹式呼吸だけのおかげとは断言しませんが、以前のような、のどの強烈な痛みからは解放されました。
のどの痛みで病院に通っていた時期も、もう4年以上も前のことです。
地下アイドルライブでの腹式呼吸の使い方
では実際に複式呼吸で声を出すにはどうしたらいいのか。
腹式呼吸は読んで字のごとく、腹から声を出すこと。
腹から声を出すには、お腹の筋肉を使います。
腹筋です。(正確には横隔膜ですが簡単に説明してます)
必ず腹筋を使うことを意識してください。
お腹全体がふくらむ
腹筋に力を入れて声を出すと、腹圧でお腹がふくらみます。
腹筋というと意識がお腹の前方だけしか向かなくなりそうですが、本来の腹式呼吸はお腹の後ろ側=腰の方も意識します。
だから腹式呼吸ではお腹の前方も後方も膨らむことを意識しましょう。
腹式呼吸をする姿勢
腹式呼吸には腹式呼吸をしやすい姿勢があります。
それは普通に正しい姿勢です。
●背筋を伸ばす
●胸を広げる
●あごを上げない
●リラックスする
この姿勢が腹式呼吸がしやすい姿勢です。
地下アイドルライブで見られる前かがみ姿勢
地下アイドルのライブでは、MIXを打つ時に前かがみの姿勢になる傾向があります。
前かがみの姿勢では、腹式呼吸を使いにくいです。
前かがみの姿勢でのMIXを否定はしませんが、確実にのどに負担がかかります。
のどを痛みが気になる方は、普通の姿勢でMIXを打つことをおすすめします。
まとめ
地下アイドルのライブでは大声を出す機会が多くなります。
大声を出すとのどに負担がかかります。
のどに負担をかけず大声を出すには、胸式呼吸よりも腹式呼吸をすることです。
腹式呼吸をする時はお腹全体が膨らむことを意識しましょう。
腹式呼吸をする時は背筋が伸びたまっすぐな姿勢を心がけよう。
のどの痛みが気になる方は、腹式呼吸を使って快適に、地下アイドルライブを楽しみましょう!