「22/7(ナナブンノニジュウニ)」7月22日に初ライブ
秋元康氏が総合プロデュースをしているデジタル声優アイドル『22/7(ナナブンノニジュウニ)』が、7月22日に都内で初のライブイベントを開催しました。
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」とは
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」とは、AKB48グループなどを手掛けている秋元康氏が、新たなアイドル・プロジェクトとして、アニプレックス、ソニーミュージックレコーズとタッグを組んで総合プロデュースするデジタル声優アイドル。
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の誕生まで
2016年10月17日に秋元康氏が、デジタル声優アイドルグループをプロデュースすることを発表。
デジタル声優アイドルグループのメンバーは8人のキャラクターで構成。
キャラクターのデザインはアニメ界のクリエイターが担当している。
その8人のキャラクターの声優を決めるオーディションが開催され、全国から1万325人が応募した。
2106年12月24日のクリスマスイブの日に、オーディションの最終合格者として12名が発表された。(8名ではない)
※2017年7月現在メンバーは11人になっている。
オーディションの合格者を発表した日を『22/7(ナナブンノニジュウニ)』が誕生した日としている。
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」のこれまでの主な活動
2月27日にメンバー全員が初めてSHOWROOM生配信に出演し、それ以降SHOWROOM配信を積極的に活用している。
8人のキャラクター決定の生配信
5月9日から5月19日まで11日間、毎日1人ずつ11人のメンバーがSHOWROOM生配信し、その配信中にスタッフから電話がかかってきたら8人のキャラクターの中の誰かを担当出来るという方法でメンバーを発表。
決定したメンバーは、生配信中に初めて顔出しをした。
定期的に朗読会
4月、5月、6月と各1回ずつ朗読会を開催。
4月の朗読会 第1回公演では、メンバーはステージ上に姿を表さずに声だけの出演。
5月の第2回公演でも声だけの出演だったが、朗読会終了後にSHOWROOMで各キャラクターとともに公開されていた8人のメンバーが、初めてファンの前に姿を現し自己紹介と所信表明を行った。
また、朗読会のストーリーの合間に、秋元康氏が関わる乃木坂46、欅坂46の楽曲がインサートされた。
6月の第3回公演では担当キャラクターが決定し顔出ししている8人は、ステージに姿を表しての朗読となった。
朗読会後に8人のメンバーが自己紹介と初ライブへの意気込みなどを語り、終了後には初めてとなる「お渡し会」が実施され、メンバーからファンへメッセージ入りの「パズルのピース」が渡された。
毎週ラジオレギュラー番組出演中
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」割り切れないラジオ。
毎週日曜日13:30~14:00放送。
11人のメンバーの中から毎回3人が担当するトーク番組
「22/7(ナナブンノニジュウニ)」7月22日に初ライブ&重大発表
7月22日は「22/7(ナナブンノニジュウニ)」の日ということらしいです。
その7月22日に「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が初ライブイベントを開催し、8人でオリジナル楽曲の『僕は存在していなかった』と『地下鉄抵抗主義』の2曲を披露。
デジタル声優アイドルならではの演出で、キャラクターによるモーションキャプチャーライブと、声優アイドルによるリアルなライブを見せファンを楽しませた。
「9月20日メジャーシングル発売決定」「アニメ化決定」
イベントの最後に、電話がかかってきて、それをメンバーが受け取ると、「9月20日メジャーシングル発売決定」「アニメ化決定」なるサプライズな重大発表があり、メンバーの喜びが歓喜の涙を流した。
デビューシングルのタイトルは「僕は存在していなかった」。
素顔未公開の3人もお披露目
さらに9月20日発売のデビューシングル「僕は存在していなかった」に、ライブに参加できず、素顔も未公開の3人を合わせた11人で歌う楽曲が収録されることが発表され、3名のメンバーのお披露目もサプライズで行われた。
アイドル声優への進出が明らかに?
アイドルプロデュースの第1人者・秋元康氏が、先日このブログでも紹介した『=LOVE(イコールラブ)』そして今回紹介の『22/7(ナナブンノニジュウニ)』と声優アイドルの枠に進出してきている。
『=LOVE(イコールラブ)』は指原莉乃プロデュースとなっているが、舵取りをしているは秋元康氏であることは十分考えられる。
どちらのグループも、すでにデビュー前から売り出しに力を注いだレールが引かれている。
また、AKBグループ、坂道グループをちらつかせた宣伝戦略も効果的だ。
人気声優アイドルは活動期間が長い
人気声優アイドルは年を重ねても、アーティストとして高い地位を築き、普通のアイドルのように人気が落ちてこない。
先日7月12日に33才の誕生日を迎えた南條愛乃さんは、人気が落ちるどころかまだまだ上昇していきそうな勢いだ。
なぜ、年齢が高くなっても人気が衰えずに活動できるのかと言えば、ひとつは声優としての表現する技術がしっかりと身についていることがあげられるだろう。
そのためトップアイドルが引退や卒業をする時期を過ぎた年齢でも、ファンを引きつけるような魅力的なステージを見せることができる。
長く活動を続けるにはファンを引きつける技術が必要
AKB48の全盛期を支えてきたメンバーの卒業後の状態を見ると、なかなか順調な活動ができているとは言い難い。
アイドルはアイドルとして活動している期間しか通用しない技術。
アイドル以降を芸能界で生き抜くためには、自分なりの武器になる技術が必要だ。
そして今、成功しているとみられている分野が声優だ。
声優のスキルを持ったアイドル。
狙い所としては申し分ない。
声優アイドルは技術があるから成功してきた
だがしかし、これだけアイドルが増えすぎる今、なんの実績もない声優アイドルが、いくら秋元康氏のプロデュースでも、そう簡単に成功できるものなのだろうか。
ここは秋元康氏のお手並み拝見ですな。