真夏の野外ライブは熱中症に注意
真夏でも野外でもアイドルを応援する
暑いですね。
昼間は用事でもないと、外に出る気になりません。
こんな季節はエアコンの利いた部屋で暑さを気にせずに、快適に過ごすのが賢い生き方です。
だがしかし!
こんな暑い季節に限って、あなたの好きなアイドルは野外で開催されるライブに出演したりします。
夕方以降ならまだしも、昼間に野外でライブやるとか、考えただけでも頭がクラクラします。
でも、そんな状況も物ともせずライブに駆けつけるのがアイドルファンです。
(自分はしんどいのイヤなので、ちょっと遠慮させていただきますが、、、)
熱中症は我慢してはいけません
昼間の野外ライブで、気をつけなくてはならないことは、暑さによる熱中症です。
アイドルファンがいくら気合いを入れていていたとしても、熱中症は気合いでは乗り切れません。
むしろ熱中症は我慢してはいけません。
熱中症に立ち向かうためには、熱中症のことを知って適切な対応をすることが必要です、
ですので、今回はアイドルファンが熱中症に負けないために、熱中症対策について簡単に説明していきます。
ライブファンのための熱中症対策講座
熱中症になる原因
熱中症の3つの原因 気温・湿度・日差し
暑い時は気温の高さばかりに目がいきますが、気温だけではなく湿度や日差しなども熱中症の原因になります。
気温については、高ければ暑く感じるのは当たり前のことです。
暑い日の日差しも、日なたと日かげにいるときの体感は全然違いますよね。
気温や日差しと比べると、湿度については熱中症の原因になることについて、なんとなく理解はしているかもしれないけど、しっかりとわかっている人は案外少ないです。
湿度が熱中症の原因になる理由
わたし達の体は体温が上がると、発汗させて汗を蒸発させることで体温を下げたり、血液に熱を移して皮膚に集め、皮膚からその熱を対外に放出するなどして体を冷やそうとします。
しかし、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、熱を体外に放出する力が減少してしまいます。
そのため、熱中症になりやすくなってしまうのです。
熱中症対策には、湿度の高い場所に長時間いないように注意することが必要です。
輻射熱(ふくしゃねつ)に注意
暑い時に、建物や地面からモァ~とした何とも不快な熱気を感じることがありますよね。
その建物や地面から出る熱を輻射熱といいます。
温度が高いものからは輻射熱はたくさん出ます。
街なかでは、気温が30度前後でも強い日差しにくわえて、熱くなったビルの壁やアスファルトに囲まれると、体感温度が40度近くになることもあります。
野外ライブで日かげがなく地面がアスファルトの場合は、特に要注意です。
熱中症対策
1.日差しをブロックする
夏の暑い日の日差しを長時間浴びることは熱中症の原因になります。
外出する時は、帽子や日傘などを使い日差しを避けるようにしましょう。
アイドルライブに行く時であれば、日傘だと周りの人の視界を遮ったり、体を動かしにくかったりするので、野外ライブの時は帽子を持っていくことを強くおすすめします。
2.体に熱がこもるのを防ぐ
衣服の中に熱がこもると湿度が高くなるため汗が蒸発しません。
熱中症の予防のため、衣服の中に熱がこもるのを防がなければいけません。
衣服の中に熱がこもるのを防ぐには、通気性が良く、吸水性・即乾性のある衣服を着るようにしましょう。
また、野外ライブで楽しんだあとは、汗の染みた衣服を着替えることをおすすめします。
3.こまめに水分をとる
暑い時は汗をかきます。
汗をかいたまま、水分をとらないと脱水症状になります。
脱水症状にならないために、水分をこまめにとることも熱中症対策になります。
熱中症になってしまったら
熱中症の症状
めまい、立ちくらみ、顔のほてり、大量の発汗、筋肉痛、こむら返りなどは熱中症の症状です。
このような症状が出たら、涼しい場所に移動して体を冷やし、塩分・水分の補給をしましょう。
症状が軽くない場合であれば、医療機関に相談するか、救急車を呼んでください。
熱中症対策で快適な野外ライブを
8月4日~6日にお台場で開催されるTOKYO IDOL FESTIVAL2017(TIF2017)など、この夏も野外でのアイドルライブがたくさん開催されます。
TIF2017の場合、建物の屋上でのライブもあります。
わたしも以前TIFに行った時に、屋上でのライブを経験しましたが、真夏にあれはキツイです。
ライブが終わった後は必ず日かげに移動し水分補給を忘れずにするようにしましょう。
帽子がない時は、かわりにマフラータオル
また帽子があるとないでは全然違います。
もし帽子を忘れた場合は、マフラータオルをターバンのように頭に巻き付けてください。
マフラータオルは、アイドルの物販を探せば、どこかが必ず売ってます。
その時は、間違っても黒のマフラータオルを買わないようにしましょう。
それではみなさん、夏の野外ライブを楽しんでください!