第一印象を良くするために「話す内容」の好感度を上げよう
今回は「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法」シリーズの5回目になります。
これまでの記事で説明したことを簡単にまとめると
1回目の記事「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法①第一印象の重要性」では
●好感を持たれることと、顔の好みは関係ない。
●人は出会った最初の2秒=第一印象でその人の価値を決める。
2回目の記事「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法②第一印象を良くする方法 」では
●メラビアンの法則によれば、人の第一印象の判断は「見た目」が55%、「話し方」が38%、「話しの内容」については7%。
●アイドルとの初対面では「話す内容」を心配するより「見た目」と「話し方」を気をつけることの方が重要
3回目の記事「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法③見た目の好感度を上げよう」では
●「見た目」の好感度を上げるために必要なこととして
①身だしなみを整える
②笑顔の表情を作る
③自分の視線を意識する
4回目の記事「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法③話し方の好感度を上げよう」では
●「話し方」の好感度を上げるために必要なこととして
①自分の声を意識する
②メロディ(強弱)をつけて話す
③聞き上手になる
について説明しました。
今回のブログでは、メラビアンの法則では重要度が3番めと低いながらも、アイドルとの握手会では絶対に必要となる「話す内容」について具体的に説明します。
「話す内容」で好感度を上げる方法
第一印象で「話す内容」の好感度を上げるために必要なこと
1.自分が話したいことを話すのではなく、相手の聞きたいことを話す。
2.はじめに何について話すか宣言する。
3.先に答えを言わずに予告する。
1.自分が話したいことを話すのではなく、相手の聞きたいことを話す。
あなたについての話には興味ありません
まず最初に言っておきます。
初めてのアイドルとの握手会で、あなたのことやあなたが好きなことを話すのはやめましょう。
見ず知らずの人の好きなことなんて、アイドルにとって1mmも興味はありません。
あなたが好きなことを話すことであなたは満足するかもしてませんが、アイドルの心には何も残りません。
ただし、アイドルに好印象を与えるとかには興味なく、自己満足出来ればそれでいい人は自分のことを思う存分話してください。
アイドルの聞きたいこととは
アイドルの聞きたいこととは、ズバリ!アイドル本人に関係ある話しです。
自分に関係のある話なら間違いなくアイドルは興味を持って聞いてくれます。
アイドル本人に関係ある話しとは
●あなたがアイドルを好きになった理由
●あなたがアイドルの好きなところ
●コンサートや劇場公演でのアイドルについての感想
●実際そのアイドルを目の前にしての感想
●アイドルが好きなことや興味があること(趣味など)についての話
●アイドルの最近の出来事についての話
●アイドルがブログなどのSNSで話していることについて
などなど
この中から、あなたが話ししたいことを見つけてください。
そうすれば
あなたの話したいこと=アイドルが聞きたいこと
になってあなたもアイドルも満足できる握手会になります。
あなたのことやあなたが好きなことを話すのではなく、握手するアイドルに関係することであなたが話ししたいことを話ししましょう。
2.はじめに何について話すか宣言する
初対面の人が、いきなりペラペラ話ししても何の話しをしているのかわからなかったり、話を理解するのに時間がかかってしまうことがあります。
普段から会っている人ならあまり違和感もありませんが、初対面の人からの会話で何の前フリもなくいきなり本題に入られても相手は準備が整っていません。
では、どうしたらいいのか?
はじめに何について話すか宣言することです。
本、テレビ番組、ゲーム、歌などそれぞれに題名がついています。
もし本を読む時に題名がわからなかったら、その本がどんなことをテーマに書かれているか理解するまでに何ページか読み進めなかればいけません。
会話も一緒です。
いきなり本題に入られたら、アイドルは「何の話しをしているのかな」と無駄に考えるを作ってしまいます。
だから最初に何を話すのか宣言します。
題名を言うのです。
会話の題名
例えば
●「初対面なのでファンになったきっかけを話すね」
●「初対面なので〇〇ちゃんのすきなとこを話すね」
●「劇場公演で観た〇〇ちゃんの感想を話すね」
●「〇〇ちゃんを初めて間近で見た感想を話すね」
●「〇〇ちゃんの好きな〇〇(趣味など)の話するね」
●「昨日のブログ書いてたで〇〇のこと話するね」
などなど
はじめに何の話をするか言っておけば、アイドルも変に考えずに準備が整い安心して話が聞けます。
だから初対面では、必ず何を話しするのか最初に宣言してください。
最初といっても、先に初めましてのあいさつはを済ませた後のことです。
あいさつ→題名
初めての握手会では、これを忘れずにしましょう。
3.先に答えを言わずに予告する
相手に先を聞きたいと思われる話し方
先に答えを言わずに予告する方法は、一つ前で説明した「はじめに何について話すか宣言する」をちょっとだけレベルアップさせた方法になります。
それは「何について話すか宣言したその答えが聞きたくなる話し方」をすることです。
例えば
●普通に話した場合
あなた「僕は〇〇ちゃんのかわいい顔と笑った目と優しい雰囲気が好きなんです。」
アイドル「わ~、うれしい!ありがとう!!」
●先に答えを言わずに予告する場合
あなた「僕は〇〇ちゃんの好きなとこが3つあるんです。」
アイドル「えっ!何?何?教えて?」
あなた「まず、かわいい顔」
アイドル「お~、ありがとう!それから!それから!」
あなた「それから、今みたいな笑った目」
アイドル「わ~本当!?うれしいー!」
あなた「最後に、〇〇ちゃんの優しい雰囲気」
アイドル「え~、わたしに優しい雰囲気ありますか~?」
あなた「今、ものすごい優しい雰囲気感じまくりですよ~」
アイドル「わ~うれしいー!ありがとう!!」
話す内容は一緒だが、答えを言わず聞きたくさせるだけ
この2つの例で、あなたの伝えた内容は全く一緒です。
この2つの違いは、伝えたいことををさらっと話ししたか、伝えたい事を予告してその答えを聞きたいと思わせたかにあります。
あなたは伝えたい事が伝われば、それでいいと思うかもしれません。
さらに「普通に話した場合」方が「先に答えを言わずに予告する場合」よりも会話にかかる時間が全然短くて他にもいろいろ話すことができるとも思うかもしれません。
だがしかし
「先に答えを言わずに予告する場合」の会話の方が明らかにアイドルは楽しんでいます。
なぜなら「好きなとこが3つあるんです」宣言することで、アイドルが「その3つを知りたい」と興味を持ったからです。
「その3つを知りたい」と思わせたことで、アイドルは完全に「あなたの話が聞きたいモード」に入っています。
そうなることで会話はあなたからの一方通行ではなく、お互いの「教える」「知りたい」が噛み合った楽しい会話のキャッチボールになり、ハイテンションな2人の世界を作ることが出来ます。
話す内容の多さよりもアイドルを楽しませることを優先
「普通に話した場合」の例も会話としては悪くはなく、どちらかと言えば良い話し方ではあるが、アイドルにとっては内容がさらっと流されて印象に残らない可能性があります。
握手会では、あなたがたくさん話すよりも、アイドルにとって楽しい時間だったと思ってもらうことを優先すべきです。
そして楽しい時間にするためにはアイドルに「聞きたい」「教えて」と思わせる話しをすることが必要です。
そのための話すネタはひとつで充分です。
なぜなら一度楽しい雰囲気にしてしまえば、あとは何を話ししてもその楽しい雰囲気が持続するからです。
(実際はそんなに長い時間はありませんが)
この方法はレベルが少し高くなりますが、先に答えを言わずに予告することで相手に先を聞きたいと思われる話し方を実践することで、あなたの第一印象は好印象間違い無しです。
また、先に答えを言わずに予告することで相手に先を聞きたいと思われる話し方はアイドルとの2回目以降の握手会、さらのは普段の会話でもとても有効です。
皆さま是非ご活用ください。
5回のシリーズ連載にした「握手会の会話であなたの好感度を上げる方法」はとりあえずここまでとします。
(また気が向いたら続編を書きます。)