乃木坂46、11月に東京ドーム2公演決定!!
乃木坂46が7月1~2日に東京・神宮球場で「乃木坂46真夏の全国ツアー2017」を開催し連日4万人の観客を集めました。
勘違いしている人がいるかもしれないので書いておきますが、「乃木坂46真夏の全国ツアー2017」とありまあすが、このコンサートは乃木坂46の秋元真夏さんのソロコンサートではなく、乃木坂46のアイドル全員が出演するコンサートです。
ちなみに乃木坂46では秋元真夏推しです。
ああいう人がいるだけで、その場が明るくなりますね。
と、関係のない話は置いといて、、、
今回のコンサートの2日目のアンコール時に、乃木坂46が11月に東京ドーム公演を2日間することが発表されました。
東京ドームという大きな舞台での公演が決定したことで、メンバー、観客共に喜びに沸いたそうです。
今回はこの件に関係して「東京ドームでのアイドルのコンサートは楽しめるのか」をテーマに記事を書いていきます。
東京ドーム公演は特別
歌や演奏を披露するアイドルやアーティストは、よく「東京ドームでコンサートをすることが夢です」「日本武道館を満員にしたいです」というようなことをインタビューで答えてます。
やはり表現者たるもの、大きな会場でたくさんの観客に見てもらうことは喜びであり目指すべき目標になるのでしょう。
東京ドームはアイドルにとって夢の会場
そして大きな会場の中でも、東京ドームがその象徴的な会場になります。
そのため乃木坂46の東京ドーム公演発表もメンバー、観客共々喜びを爆発させたのだとおもいます。
(個人的には、神宮球場や昨年コンサートをした西武ドームと、そんなに違わないのではないか。また東京ドームを満員にするより西武ドームを満員にする方がすごいことではないか。とかおもったりもしなくはないですが)
いずれにしても東京ドームで公演ができる、東京ドームを満員の観客で埋められるというのは、ひとつの大きなゴールとして大変誇らしいことになるはずです。
観客は東京ドーム公演を歓迎しているのか?
アイドルは東京ドームでの公演を喜ぶが、観客は東京ドーム公演を歓迎しているのか?
もちろん大歓迎しているファンは間違いなく多いし、それを否定しない。
しかし、このような書き方をしているのは、わたしが個人的な意見として大きな会場でアイドルを見るのがあまり好きではないからだ。
だからと言って、大会場それ自体を否定しているわけでもない。
わたしの今までの大会場でのコンサートの経験から、自分の中に基準がある。
それは、しっかり歌を聴かせる力のあるアーティスト系であれば会場が大きくても満足感が得られる。
だが、激しいダンスやかわいさで売っているアイドルグループの場合、遠くから見たところで個人的には消化不良な感じがして、完全に満足出来たとは言い難い。
大会場でのアイドルグループの公演がなぜ満足出来ないか
なぜ大会場でのアイドルグループの公演に満足出来ないか。
これはあくまでわたし個人の意見だが、理由は3つある。
1.近い距離感のライブの楽しさがわかってしまった
まず1つ目の理由として、ライブハウスやAKB劇場などの会場での観覧から、アイドルの表情がはっきりわかる距離感でのライブの楽しさがわかってしまったからだろう。
大会場のグループアイドルのライブだと、いくら有名どころでも、これだったら地下アイドルのライブに行ってたほうが良かったと感じてしまう。
近い距離感で味わうアイドルとの一体感は、大会場では決して体感出来ない。
2.アイドルの顔がはっきりわからない
次に2つ目の理由として、遠くからではアイドルの顔がはっきりとわからないことだ。
あなたは今好きなアイドルがいたとして、そのアイドルの何が好きなのかと聞かれたら、多くの人が顔がタイプだと答えるでしょう。もちろん顔以外も好きなとこはあるだろうが、これだけたくさんのアイドルがいる中で、あなたが好きなアイドルを決めるのに、顔が好みかどうかは大きく関わってくる。
それなのに大きな会場の後方の席では、好きなアイドルがいることはわかるが、ちゃんと見たいはずの顔がはっきりわからない。好きな人に会いに行ったのに、好きな人は50メートル先にいて、それ以上近づけない状況。
これではまさに消化不良だ。
3.大会場を相手にするパワー不足
最後3つ目の理由は大会場の観客が満足出来るパワー不足だ。
パワーを説得力のあるパフォーマンスと置き換えてもいい。
なぜ大会場でパワー不足なのか?
小さな会場では気づかないパワー不足
小さな会場ならアイドルの顔を見れたり踊っているのを見たりするだけで満足するが、大会場だとそうはいかない。
だってアイドルまでの距離が遠くてちゃんと見えないんだから。
なら歌で満足させてくれるのか?
いや、グループのアイドルは歌唱力で観客を引きつけようってのはないから。
ソロのアーティストから感じる存在感
だが、大会場をソロで満員に出来るアーティストは、たとえ顔がはっきり見えてなくても歌と存在感で観客を満足させてくれる。
例えば、長渕剛。
グループアイドルが100人束になっても、彼のパワー、存在感には太刀打ち出来ないだろう。
アイドルライブは客が勝手に盛り上げてくれる
アイドルのライブでワイワイ応援するのは楽しいし。
好きなアイドルのすることなら、何でも笑顔になってしまう。
アイドルは僕らを元気にしてくれる。
だから人気アイドルがライブをすれば必ず盛り上がる。
アイドルに対してはファンは優しい。曲がかかれば勝手に盛り上がってくれる。
成功したグループアイドルでも卒業後は・・・
だがしかし、それはアイドル人気であり、アイドルのパフォーマンスにすごさがあったとかそういうことではない。
それが証拠に、アイドルグループを卒業した元アイドル達は個人の力で、大会場でのコンサートを開くことが出来ない。たとえかつてトップアイドルだったとしてもだ。
それに比べると、同じ女性でも声優系でトップのアーティストの方が個人では断然、パフォーマンス力も集客力もある。
アイドルにパワーはいらない
とは言え、本来アイドルにパワーや力強さは全く必要ない。
わたし達も、かわいいアイドルが歌って踊っているのを見て、一緒に楽しんでいればいい。
ただ、わたし個人の意見として、大きな会場で見ていると、彼女らのパワーはもっと出せるんじゃないかなと感じてしまう。
グループアイドルはチームプレイだから、ひとりで突っ走るのは難しいけどね。
東京ドームでアイドルのコンサートは楽しめるのか?
東京ドームのライブは、アイドルが夢を達成した現場を一緒に体感するという意味では、十分楽しめるとおもうし、東京ドームという特別な空間がそれをさらに押し上げてくれるはずだ。
だがしかし、個人的には東京ドームよりもライブハウスで、もしくは1000人~2000人規模の駅前によくあるホールで、ひとりひとりの表情を見ながら乃木坂ちゃんのライブを楽しみたいとおもうのであります。